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 井戸掘りは昔は職人さんが掘っていましたが、今は、日曜大工の続きで掘っている方もいるようです、そのような道具もネットで沢山売っています。しかし実際に掘ることは時間と労力が大変だと思います。
 若くて体力と時間のある人は試しても良いかもしれません。私達は体力と時間の節約のため毎回掘削機を改良し続けています。掘削当日は4人体制でうかがい掘削と井戸ポンプの両方同時に進行して行きます。そのため以前は3日かかった井戸掘りが1日で仕上がるようになりました。お客様に喜ばれ掘った方等の紹介もふえています。炎天下なので夏は暑く、冬は寒いですが、終わった後の反省会で1杯飲むと、また参加してぜひ井戸を掘りたいとなります。井戸掘りは楽しいものです。

 井戸を掘るのには効率を考え100ミリのケーシングを入れる場合150ミリの穴を掘りますが私達は175ミリの穴を掘ります、掘る穴の直径が少し大きくなっただけで掘り出す土の量も埋め戻す砂の量も格段に増加しますが、完成した井戸の水量は確実に増えますし安定します。井戸は50年も60年も末永く使うものです、掘るときは苦労しても、お客様の利便性が大切かと思っています。

 大きな穴を速く掘るためにアメリカより購入日本で改良に改良を加えているため、まったく別のオリジナル井戸掘り機になりました。エンジンもディーゼルエンジンが標準装備の機械ですが、パワーアップしたガソリンエンジンに改良し、それによって軽くて力のある機械になりました。
 ロッドも7ミリ厚のパイプにし先端は砂岩用ビットを使用します。ビットだけで18Kgロットは9Kgあります、作業効率のためビットとロッドは一体化させてありますので先端部分だけで27Kgにもなります、そのため地質を選ばず力強く楽に掘ることができます。現場で改良点を試し、また改良するのは楽しく、やりがいがあります。
 井戸掘り機械の故障や先端が砂に埋まってしまうこともありますので、常に数セット用意しお客様に迷惑の掛からないよう心がけています。地層に合わせてビットも数種類あります。

  
    砂岩用ビット       先端のビット重さ18Kgと、掘り進むロッド、1本9Kg、1.5m のロッドを20本位つなげます


           
      ローラービット                    石や岩の多い地層用で粘土や砂の層には不向きです 

      
      ハンマービット          硬い岩石の地層用、圧縮空気で掘ります


 私達が井戸掘りを始めた10年以上前には大型の機械を使い地質調査や温泉を掘る大きな業者ばかりで家庭用の井戸業者はネット上にはまったくいませんでしたが、私達の活動に触発されて今は色々と似たような形でネット上に出ていますが井戸掘りは難しく奥が深いです。これまでに500ヶ所以上の井戸を掘ってきましたが、場所により地形、地質が違います。何本掘っても、研究改良の余地が有ります。工夫し、改善し、溶接し、実際に試しまた改良している時が一番楽しく、時間のたつのも忘れる至極の仕事です。

 私は70前半ですが、40歳代の仲間もできメンバーは10人以上になり楽しく井戸掘りをしています、お客様と直接メールと電話での打ち合わせで仕事をします。そのため営業経費等、中間経費が節約でき、井戸掘り1式25万円(税別)が成立したのです。

 水が出たときの、お客様の喜ぶ声と感動に、疲れも忘れ、日本とアフリカで、これからも頑張って井戸掘りを続けていきます。 

井戸掘りの「匠」をめざして